制作状況
今年もあとわずかとなりました。
グループ展のあと、色々と悩んだり焦ったりかなりモヤモヤしてますが…とにかく気だけは抜かないように、同じペースで作業しています。
こちらはうさぎ人形。
うさぎは以前も作りましたが、同じ風にはならないものですね。
比べると顔も体も全然違いました。
前のよりだいぶ小さいです。
今回は型取りをして変化をつけてみようと考えています。
こちらはおもちゃ屋に売っている美少女フィギュアぽい人形を、球体関節人形として作れないか?というもの。
体のラインを漫画っぽくするぶん、肌の作り方をリアルにしてみたいと考えています。
あと、今回は衣装や小物を作ってみたい。
指関節も作って…こんな風に剣とか、ぬいぐるみなんかを持たせられるようにしたい。シャキーン。
とりあえず仮組みツーショット。
まだ先は長い…
先日のグループ展に出した私の少年人形、吉田先生に撮影していただきました。
本物より美しい感じがする…
メルヘンシンドローム
今日は人形のお渡しの日でした。
手製の箱に入れて、新しい持ち主さまのところへ。
展示を終えて
『まぼろしの絵本 創作人形三人展』
盛況のうち無事終了致しました。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
我々三人は、DOLL SPACE PYGMALIONという人形教室に通う仲間なのですが、だいたい制作を始めて四年程度です。
その新人三人が集まって、はじめての自主企画展をやろうと思い立ち、今回の計画を練り始めました。
なにぶん始めてで、何をどうしたら良いかわからないまま、三人でギャラリーを見てまわり、先生や先輩方に助言をいただき、周りに助けられながらDMを作ったり、なんとか形にして行きました。
制作に関しては、どうせ4年程度で出来る事なんか知れてるし、今までやって来た事を全部出し切るしか無い、と私の場合それだけを考えました。
結果褒められようがけなされようが、自分が今までしてきた事を全部出しきらないと何の意味も無いし、ここから先に進め無い。
そう思いました。
そして展示がはじまり、お客さんが来て…最初はとにかく新鮮でした。
今までは部屋で、作品を黙々と作ってるだけだったのが大勢の目に触れて、話をしたり感想を言ってもらうのが嬉しくて楽しかった。
自分の中でも、「はじめてにしては頑張ったんじゃないか」 とか、「もっと全然頑張らなくちゃいけない」とか…
色々な感情が渦巻くなか、一番強く感じたのは不安な気持ち。
そう、ここからもっともっと頑張って行こう、と思うのだけれど、どう頑張ろう?
それまでに作りたいものは色々あったけど、今はもうそれじゃいけない気がしてます。
教室に入り、最初は何も考えずに作れた人形は、いつしか考えながら作らねばならなくなりました。
それと同じで、これからは自分がどうして行きたいのかを考えて、頑張り方を考えないといけない。
時間は限られているのだし。
今はそんな気持ちでボヤーッと宙を見つめています。
ともあれ、解決策はやっぱり手を動かす事だけだと思うので、片付けが終わったらまた同じように地道に制作してゆきます。
やっぱりコツコツやるしか無い!
もっと数を作らないとなー…
今回をスタートダッシュにして、気を抜かず頑張ります!