一年のおわり
先月、ピグマリオン30周年企画として、吉田先生による写真の撮りかた教室が開かれ、私も出席しました。その時に撮った人形写真です。
内容は正直、カメラ初心者の私には些か難しいものだったのですが、その時配布されたテキストとメモは大事に保管しておきます。
「失敗を恐れない、失敗しないようにと撮った写真はつまらないものにしかならない」
「失敗したと思ったら、何が失敗なのかを分析する」
先生のこの言葉は人形作りにもそのまま通じるものだと思うので、肝に銘じておきます。
いつか良いカメラを買って、自分で人形の写真を撮るようになった時、今回の講義を思い出すことにします。今はもっと人形を作らないとな。
もう今年も終わりですが、一年と一年の間の何処かに死があるわけです。
死は忘れようとするものではなく、ましてや切り離そうとするものではなく生と一体なもの。死ぬことを身近に考えて生きることは大切な気がします。
そう思うと一年を過ごせるという事がなんと有難いことか。せっかくだから、生きている今の時間を有意義に使いたいと考えてしまいます。
今年は教室展が大きな目標でしたが、来年はまたひとつ、人形の発表が出来そうな目標が出来ましたのでそれに向けて毎日頑張ろうと思います。
来年も、休まず毎日制作する事が目標です。
それでは皆様、今年一年ありがとうございました。良いお年を。