あまね

球体関節人形製作の記録

人形製作

バランス調整

球をはめ込んだ足でちゃんと真っ直ぐ立つかチェック。やや斜めっていたので左股関節の受けに粘土を足して調整しました。肩のラインも綺麗になるように位置を調整。

歯を作る

ノコギリで頭を切って中を丸刃ドリルで削りました。オーブン粘土。歯をつくってオーブンで焼きました。焼き加減が微妙で難しい。ちょっとやりすぎると黄色くなっちゃう。やすりで口の形を整えて…上あごに粘土を押し付けて歯ぐきをつくります。歯ぐきに歯を差…

球を接着

首に球を接着しました。首から肩のラインが自然になるよう粘土を付け足して磨きます。首の曲がり具合も調節。足にも球を接着しました。

肩、首関節の受けをつくる

肩も同じように、くるくる回して受けを作ります。顔の中心線と球体の中心線をあわせて、粘土をつけて、押し込む。首の角度、高さを調節。同じように受けを作ります。

関節の球体をつくる

だいたいの大きさに作った股関節の球です。胴体の関節部を削って、粘土をつけて、球を押し込んで全方向にくるくるくるくる回す。受けが出来ました。受けが乾いたら、球の凹んだ部分にちょっとずつ粘土をつけて、押しつけながら回して粘土を小削ぐ。繰り返す…

足をつくる

体調が戻ったので、とにかく手を動かしています。休むとまたスピードに乗るまでが大変なので…顔とか、あまり細かい作業はやめて、磨いたり、足の形を作ったりしています。足の長さは、手の長さに指を足したくらい。関節球を乾かしています。首、肩、股関節。…

再生を試みる

この顔は、私が人形制作をはじめて最初に作った顔。その時はうまく行かなくて途中で断念しました。以来、お守りとしてずっと側に置いてきたのですが、いつまでもこのままでは報われないので…作品としてしっかり仕上げたいと思いました。丸い顔、丸い身体のや…

手を作る

腕と繋げて造形し、あとで関節を切り離します。バラバラに作ると、指関節は自然な動きになっても、腕との繋がりや身体全体のラインが不自然になってしまうような気がします。指関節には粘土をつけずに一度乾燥させて、グリグリッと指を動かして手の表情を作…

顔が出来てきました

細かく作り込むのは後にして、先に手を作ります。

足関節を仮接合

足関節も、一度繋いで水平に直立するように調節。造形が左右対称になるよう、削ったり肉付けしてから切り離します。

半眼

また新しく顔を制作しはじめました。薄く目を開いた人形。とりあえず今は顔だけ。身体は後から設計図を描いて作ります。胴体と腕を繋げて削っています。もっと細くしないと…

ボディの造形

一度腕を接着。肩のラインが自然になるよう、造形してから関節部を切り離すことにします。

芯を削る

人形のボディとなる芯をスチロールから削り出しています。先に頭を作ったので、芯をスポンジやすりで磨いて頭と身体とのバランスを微調整します。少年の骨格なので腰の位置が低め、くびれは無く、ずん胴気味に作っています。粘土を巻いて乾燥…

少年

ここしばらく放心状態でしたが、なんとか作ってますよ。二体同時進行するのは何も欲張っているからではなく、気持ちが揺れ動いているから…でしょうか?わからないですが、とにかく二体同時です。今、二体の顔を交互に作っています。自分の中にあるイメージが…

顔をつくる

顔を作り始めました。とりあえずこれくらいでいちど乾燥…こちらはだいぶ前に作りかけで放置していた頭。イメージがあるので作品に仕上げたいと思います。

腕の造形

腕の骨や筋肉の付きかたは複雑で、形を作るのが難しい…図解をみながら鉛筆で印をつけてゆく。

うさコ

もう一体の人形も製作をはじめました…うさぎとインコでうさコ(仮)

粘土をこねる

ラドールプレミックス18個ぶん。スチロールの芯に巻きつけて乾燥…栗ごはん^ ^

新しい人形

製作をはじめました。テーマは「裸」です。いつもは作りながら、もしくは作ってからどんな衣装にするか等考えていましたが、今度ははじめから「服を着せない」という前提で作ることにします。つまり、人形に服を着せるという事は、服を着せた部分は見えなく…

人形が完成しました。

メイク

今回は初の試み、実際にお化粧品を使ってみました。実験してみると、アイシャドウとかものによってはベタッと滲むようなものもあり、使いこなすのはまだまだ難しそう。試しにメイク落としで擦ったらえらい事になりました。今回の人形では今まで通り無難に、…

DOLL NO.10

!?

人形が完成しました。

11月の教室展に出品する二体のうち、70㎝の人形のほうが完成しました。あとは衣装だけですね。もう生地は手にいれたし案も固まっているため、なんとか間に合いそう。あともう一体、最後まで気を抜かずがんばります。

吊るし塗り

アンコウの吊るし切りならぬ人形の吊るし塗り。サイズが大きくて手で支えられない為、このような事になりました。この方法だと人形に手が触れないし、あらゆる角度から見る事が出来るため、大変やりやすい。そしてこのまま乾燥…こちらは作業していたら出てき…

進行状況

教室展まであと一月ちょっと。そろそろ最後の追い込みです。こちらは小さい人形。彩色が終わり、あとは髪貼り。髪は人毛を使用します。衣装に関しても準備が整い、順調に進行しています。このまま気を抜かず、最後まで頑張ろう。

彩色

油彩で肌を作ります。厚塗りしないよう、下地を生かしながらローズグレイで色をつけ、ミストグリーンでハイライトを入れます。

下地塗装

先日、一日がかりで人形の下地塗装を終えました。アクリル絵具を吹き付けて重ねてゆくのですが、限られた時間の中で二体塗装するのは大変な作業でした。また、サイズの大きい人形でしたので体力的にもこたえるものがありました(弱いなあ…)その反動でガクン…

造形終了

二体とも造形が終了しました。今週の金曜日に教室で下地塗装する予定ですが…さて、どうやって二体運ぼうか…一日がかりの大仕事になるでしょうので、その日は朝ごはんちゃんと食べて行きます。

顔が完成

人形の感情はいつ入るのでしょうか。悲しそうだったり、笑っているように見えたり…その時々で違う顔に見える。心をうつす鏡のようです。フジタ展見てきました。こんなに一枚一枚、頭に焼き付けるように絵を見たのははじめてです。もう可愛くて可愛くて…終始…

ちょっとずつ前へ

残すところ頭と胴体のみ。造形の仕上げに入ってます。これで良し、と思っても数日後見ると色々修正する箇所が見えてきたりします。なので時間の許す限りは作り込み。「こんなもんでいっかー」ってやってたら何体作っても何年やってても上達しない…と思うので…