髪貼り
髪を貼る時にいつも思うのが、この髪はどういう人のもので、どのような風景を見てきたのだろう?ということ。
人毛というからには、当たり前だけど、もともと誰かの髪の毛だったわけですよね。
日本人のものばかりでなく、外国から来た髪の毛もあることでしょう。
大人のものが多いとは思うけど、もしかしたら子供のだってあるのかもしれない…
商品としてお店に並ぶまで、そのどれもが色々な風景を見て来た。
髪を売るって、そのケースは様々だろうけど、きっと幸せな風景ばかりでは無いはず。
私はいつも色々思い浮かべます。
悲しい事とかも…わかんないですけどね。
でももうこれからはこの子の髪です。
新しく生命を与えられ、最後まで一緒に生きてゆく事でしょう。
だから願わくは誰かに可愛がられ、幸せな未来であって欲しい…
毎回同じ事書いている気がするけど…
髪貼りはおしまい。
これからカットしてゆきます。
少年なので、ある程度短くします。