あまね

球体関節人形製作の記録

最近の花たち

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生花では花をいける前に手を合わせるのだそうです。
植物の生命を扱うからです。

ただ観賞する為ではなく、精神性を深めてゆくこと。
形に自分を嵌め込んでゆき、そこに入らないものを無駄なものとして捨ててゆく。そこからまた自由を見つけてゆく。


私が習うフラワーアレンジメントでは、最高の瞬間を飾る為に全力を尽くすように教わっています。
しかし生花ではすべての瞬間が平等。
そして花の生命のうつろいを最後まで見届けるのだそうです。


こう書くと全く別の事のような感じがしますが、生花もフラワーアレンジメントも実は同じ事なのでは無いかと考えています。

フラワーアレンジメントだから生命を物みたいに考える事などありえないし、生花だから瞬間の美を考えない事だって無いと思います。


それは何だって同じ事かもしれない。
すこし角度が違うだけで。