あまね

球体関節人形製作の記録

オズの魔法使

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子供の頃に観ておいて良かった…そういうものってあります。

この映画もそのひとつ、オズの魔法使


本当に小さい頃にこの映画を観て、当時の印象としては、かわいいとか面白い以前にとっても怖かったのですよこの作品…

それを久しぶりに、劇場で観たのですが…
不気味な特殊メイクのキャラクター、毒々しい色彩の世界、古い特殊効果…
今でもトラウマ気味に残っていて、色々と蘇ってきました。

とくに家に潰された魔女のルビーの靴が消えて足がシュルシュルっと消える場面や、りんごの木が突然つかみかかってくる場面は「うわぁ」ってなりました。
当時怖くて泣いたんでしょうねきっと。


今でも自分が思う「かわいい」ものって、どこか毒々しいものだったりちょっと不気味な造形だったり…

それはこの映画のように、小さい頃に心に刻みこまれたものが影響しているのかもしれませんね。


大人になってから得るものとは違う、自分の基本になる感覚。
これは変える事が出来ないと思います。

そういったものを大事にしてゆきたいですね…